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◆被災者にしか分からない心の葛藤 [日記・エッセイ・コラム]

魂でもいいから、そばにいて――3.11後の霊体験を聞く
 奥野修司著(新潮社)が刊行されています。

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あの日(3.11)から、もうすぐ6年が経とうとしています。

被災地で、まことしやかに囁かれてきた不思議な体験の数々、
「誰も信じてくれないから」と胸に秘められてきた、
大切な「亡き人との再会」ともいえる体験談です。

圧倒的に多いのは、亡くなった家族が夢に現れるという現象
夢とは思えないほどリアリティに溢れ、当人と言葉を交わすようなケースも多いとか。

このような霊的体験は、阪神淡路の時にはほとんど見られなかったという。
オガミサマと呼ばれるイタコのような風習が生活の一部になっていたように、
東北には土着の宗教心が今も潜在意識の中でしっかり流れている
それが霊を見たり感じさせたりするのでしょう。

[1] 「私は眠ったら妻や娘に逢えると思うから、
 自分自身が死んだつもりになって寝るんです。」Kさん
[2] 「他人の霊を見たら怖いでしょうね。でも私は見方が変わりました。
 その霊も誰かの大切な家族だったんだと思えば、
 ちっとも怖くないと思えるようになったんです。」Nさん
[3] 「夢の中でお父さんにぐっと手を握られたりハグされたりするでしょ?
 お父さんの手は大きくて温かいんですよ。」Kさん

幸せと絶望が理不尽に分断され、現実と虚構が入れ替わっていく
だが一体、何が現実で、何が虚構なのか。
我々にそれを決めることなど出来ないのです。

被災者にしか分からない心の葛藤なのでしょう、優しく見守ってあげたい


↓ 我が家のリフォームも20日余りが経過しました
   ご近所様には、何かとご迷惑をおかけしております。
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日々の生活で、なるほど!と思われるテーマを、読みやすく分り易く写真をおりまぜて発信していきます。